アウディ、中国向け新型『Q6L e-tron』『A5L』を広州モーターショーに出展

独アウディは、11月15日に広州モーターショーにて中国市場向けモデル新型『Q6L e-tron』『A5L』を公開した。

『Q6L e-tron』は、「PPE(プレミアムプラットフォームエレクトリック)」を採用した初の現地生産車で、12月末からアウディとFAW(中国第一汽車集団)が吉林省長春市に設立したアウディのモデルを製造するための新しい生産拠点「Audi FAW NEV Company(奥迪一汽新能源汽車有限公司)」で生産される。
なお、ドイツのインゴルシュタット工場で製造される国際モデルとは異なり、ホイールベースが長いだけでなく、中国市場に合わせた数多くのデザイン機能や装備があしらわれる。インテリアも、中国市場向けに特別に開発したデジタルエクスペリエンスを搭載するなど、これまで以上に中国のニーズに合わせて調整されている。

『A5L』は、内燃エンジンモデル向けで異なるセグメントにも展開を可能にする「PPC(プレミアムプラットフォームコンバッション)」を採用。ホイールベースが延長されたことで、特徴的なダイナミックなプロポーションを維持しながらも大幅に拡張された広々とした車室内を実現。
フロントとリアには、照明付きフォーリングスを備え、唯一無二の外観を実現したほか、インテリアにも照明付きドアミラーやディスプレイなど中国固有の機能が備わっている。