アウディ、アップグレードした『RS 3』発表
アウディのスポーツブランドであるAudi Sportは、8月20日にアップグレードを施した新しい『RS 3』を発表した。
エクステリアでは、フロントのデザインやリアのディフューザーにより表情豊かで印象的なデザインを採用。インテリアでは、カーボンディテール、RSバケットシート、トップ/ボトムをフラットにしたステアリングホイールを採用するなど、スポーティでダイナミックな印象に仕上げた。
今回のアップグレードでは、新しいタイヤとシャシー制御システムのチューニングにより、コーナリング性能を最適化するなど車両ダイナミクスを進化させた。Audi Sportが手掛ける『RS 3』は、最高出力294kW(400PS)、最大トルク500Nmを発生する直列5気筒の「2.5 TFSIエンジン」を搭載。0-100km/h加速は、3.8秒で、最高速は、290km/hを実現。
『RS 3』は、今回のアップグレードによって、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェで7分33.123秒のラップタイム記録。これまでのクラス記録を5秒以上も上まっている。クラス最速のパフォーマンスを強調するモデルとなった。
新しい『RS 3』のスポーツバック/セダンは、インゴルシュタット工場で製造され、本国では8月末から注文可能。10月からディーラーへの供給が開始される。