アウディ、「A3シリーズ」に4WDモデル追加

アウディジャパンは、『A3 スポーツバック』と『A3 セダン』に、4WDモデル「40 TFSI quattro」を追加し、10月21日に発売した。

今回、これまで『S3』『RS 3』といった高性能スポーツモデルに限られていたアウディの4WDシステム「quattro」を、2024年12月にアップデートした第4世代「A3シリーズ」にも4WDモデル「40 TFSI quattro」を設定。モデルラインアップは、スポーツバック、セダンともに「advanced」と「S line」を展開。価格は、541万円〜599万円。

パワートレインは、最高出力150kW(204PS)、最大トルク320Nmを発生する直列4気筒DOHC2.0リッターターボの「2.0 TFSI」エンジンを搭載。トランスミッションは、7速Sトロニックを採用。駆動方式は、電子制御式油圧多板クラッチを用い前後のトルク配分を最適化し、安定した加速とスポーティなコーナリングをかなえたダイナミックな走りを実現するアウディの四輪駆動システム「quattro」を採用している。

そのほか、標準装備として車両前方を横切る車両を検知する「フロントクロストラフィックアシスト」や障害物を回避する「スワーブアシスト」、交差点での右折の際に対向車を検知する「ターンアシスト」が搭載される。また、最新の安全技術を採用した「ドライバーアシスタンスシステム」に含まれるオプションの「パークアシスト」がアップデートされ、ステアリング操作の支援をするだけでなく加速やブレーキ、ギアの操作まで支援を拡張。障害物を検知すると必要に応じて自動でブレーキが作動し、危険回避を支援する、としている。