いすゞ・UDトラックス、『エルフEVウォークスルーバン』や「GH13」エンジンなど「人とくるまのテクノロジー展 2025」で展示
いすゞ自動車とUDトラックスは、5月21日~23日にパシフィコ横浜、7月16日~18日にAichi Sky Expoで、それぞれ開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025」の出展概要を発表。

いすゞ・UDトラックスの両ブランドが同展に共同出展するのは初めてで、参考出品として、ラストワンマイル物流を支える新しいバッテリーEVトラック『エルフEVウォークスルーバン』の実車展示のほか、重量物輸送に貢献する高出力パワートレーンとして、いすゞ『ギガ トラクター』、UDトラックス『クオン』に搭載される直列6気筒ディーゼルエンジン「GH13」と、12段電子制御式オートマチックトランスミッション「ESCOT-VII」の実機を展示。そのほかにもパネルや動画の展示として、カーボンニュートラル(CN)への取り組みや自動運転技術といった先進技術など、いすゞグループが提案する多角的な価値創造を紹介する。
展示(参考出品)される『エルフEVウォークスルーバン』は、運転席から荷室へ降車せずに移動できるウォークスルー構造のバッテリーEVトラック。いすゞ独自の開発手法「I-MACS」をもとに標準キャブをベースに専用キャブを開発し、高い荷室高とフラットな荷室空間を実現。高頻度のストップ&デリバリーによるドライバーの負担を軽減し、CNとラストワンマイル物流の両方に貢献する。

重量物輸送を支えるトラクタヘッドのいすゞ『ギガ トラクター』、UDトラックス『クオン』に搭載される直列6気筒ディーゼルエンジン「GH13」と、12段電子制御式オートマチックトランスミッション「ESCOT-VII」を展示。低回転域から発揮する高い出力と、素早く滑らかな変速による負担の少ない操作性を組み合わせることで、積荷にもドライバーにもやさしい走行と省燃費を実現する。


UDトラックスは、除雪用大型総輪駆動車を製造する国内唯一のメーカーで、除雪専用車、路面凍結防止剤散布兼用車など、多くの架装用途に対応する車種バリエーションを提供し、除雪架装機器メーカーとともに 「豪雪地帯の社会機能を止めない」 を理念に地域の生活を支えている。展示では、4種類の除雪車とそれぞれの特徴、除雪車専用シャシの設計について解説する。

《人とくるまのテクノロジー展 2025概要》
[横浜会場]
名称:人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA
会期:5月21日・22日10時~18時、23日9時~16時
会場:パシフィコ横浜 展示ホール
ブースNo.134
※オンライン展示会期間 5月14日~6月4日
[名古屋会場]
名称:人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA
会期:7月16日~18日10時~17時
会場:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
ブースNo.:371
※オンライン展示会期間 7月9日~30日