いすゞ、新キャブデザインの『ギガ』をジャパンモビリティショー2025で初公開
いすゞは、大型トラック『ギガ(6UZ1型エンジン搭載車/ギガトラクタのGH11/GH13エンジン搭載車除く)』を改良して販売を開始した。

『ギガ』の改良モデルでは、新キャブデザインが採用された。エクステリアデザインの変更では、フラグシップにふさわしい存在感を追求。スマートさとダイナミックさを両立。ブランドアイデンティティ「ワールドクロスフロー」をグリルに採用し、小型トラック「エルフ」、中型トラック「フォワード」とのファミリー性を持たせている。
完成車ラインアップの拡充として、「Gカーゴ」車両総重量(GVW)25トン低床3軸車に省エネパッケージ(日本トレクス製)を新規設定。「Gカーゴ」省エネパッケージは、独自設計のサイドスカートやリヤフラップによりすぐれた空力性能を発揮し、燃費改善に貢献。高積載と高容積を両立するGVW25トン低床3軸車との組み合わせで、さらなる輸送効率の向上を実現。また、高容積ウイング完成車(トランテックス製)を新規設定。独自のボディ構造により内法高2680mmを確保した高容積タイプのウイング車を、完成車として新規展開した。





また、車輪脱落事故撲滅を目指し、国内で初めて「車輪脱落予兆検知システム(検知対象:後軸タイヤのみ)」を全車標準搭載。このシステムは、ホイールナットの緩みが発生した時の異常を検知し、車輪脱落の予兆の段階で警告表示とブザーでドライバーへ注意を促すことで、車輪脱落事故の予防に貢献する。

安全機能は、右左折時の歩行者検知に対応する「プリクラッシュブレーキ(PCB)」、「左折巻き込みブレーキ機能」を全車標準装備。さらに、車線変更時、隣接車線を走行する車両に対し、衝突の危険性が高まった場合には、「レーンキープアシスト(LKA)」が作動し、車線内側に車両を戻すことで、衝突回避を支援。なお、本機能は、「LKA」選択車に搭載され、完成車「Gカーゴ」では全車標準装備。そのほかにも、新たに「架装コネクテッドサービス」を開始し、車両と架装物トータルの稼働状況を遠隔で把握可能にしている。




