あのピックアップトラックが帰ってきた!ハイラックスの人気が上昇中

近年は、低燃費だったりコンパクトな車が人気な傾向になっている。しかし、最近それらを払拭するかのように意外な車が売れている車がある。なんとトヨタの「ハイラックス」である。

ハイラックスの名前の由来は、乗用車並みの豪華さを兼ね備えたピックアップトラックを目指すという思いから「High」と「Luxury」の2つの言葉を合わせた造語である。1968年にトヨタから発売されたピックアップトラック型自動車で、日本では2004年秋で絶版になったが、欧米など海外では販売が継続されている。誕生して50年近く経つ現在でも世界で人気を得ているのピックアップトラックである。そのハイラックスが2004年以来、13年ぶりに日本で復活した。安全面は安全装備を装備するなど、衝突安全に関する要件も全てクリアしている。

ハイラックスは「低燃費」や「コンパクト」といった今時流行りの車に該当するものが一切ない。スイングドアに、全長5,335mm、全幅1,855mm、全高1,800mmで、5mを超える大きなボディ。ボディには防錆鋼板採用。パワーも燃費も向上した2.4Lのディーゼルエンジンを搭載しするが、燃費は11.8km/Lと世間のイメージとは正反対の車だ。しかし、そのハイラックスは発売された9月の時点で、年間目標販売台数である2,000台を超える注文を受けているくらい人気を集めている。

その後の売り上げも伸びていき、発売から2カ月の11月には年間目標の1.5倍となる約3,000台の販売を達成するほどの好調ぶり。ハイラックスを購入している年齢層は20代から40代までが75%を占めると言い、そのうちの5%は女性という結果も出ている。人気の理由は堂々とした車のボディに力強い4WD車の走行性能、アウトドアなどに生かせる大きな荷台などこれまでの車にはない魅力に引き寄せられたことが要因とも言えるだろう。荷台は、開口幅1,380mm、最大床面長1,565mm、最小床面長1,105mm、荷台高480mm。荷台には錆や腐食に強い亜鉛メッキ鋼板を採用する事で、より高い防錆性能確保。積荷は最大500kgまで積める。

これまでの車のイメージを覆しつつあるハイラックス。近年では若者の車離れが叫ばれているが、車に乗ることの楽しさを教えてくれるきっかけの1台になるかもしれない。

ハイラックスの価格は「X」が326万7000円、上級グレード「Z」が374万2200円。