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ローンが残っている車を売る方法|所有権解除と残債精算

公開日・更新日: 監修:株式会社ウル 代表取締役 家田 浩二

自動車ローンの返済中でも、必要な手続きを行えば車を売却できる場合があります。重要なのは、車検証上の所有者、現在の一括返済額、売却後の受取見込額を契約前に確認することです。

最初に確認する2点
  1. 車検証の「所有者」が本人、販売店、信販会社のどれか
  2. ローン会社へ一括返済する時点の残債額はいくらか

毎月の返済予定表にある残高と、実際の一括返済額が同じとは限りません。ローン会社へ連絡し、精算予定日時点の金額と手続き方法を確認してください。

車検証の所有者を確認する

まず、自動車検査証記録事項を含む車検証で「所有者の氏名又は名称」を確認します。「使用者」ではなく「所有者」の欄を見る点に注意してください。

所有者が本人の場合

金融機関のマイカーローンなどでは、ローンが残っていても所有者が本人になっている場合があります。この場合も契約内容によって売却時の手続きが異なるため、金融機関へ売却予定を伝え、一括返済の要否や時期を確認します。

所有者が販売店・信販会社の場合

所有権留保が設定されている状態です。原則として残債を精算し、所有者から所有権解除書類を受け取らなければ、買主への名義変更ができません。解除書類の発行条件や日数は会社により異なるため、出品予定日から逆算します。

残債と売却見込額を比較する

残債精算では「車がいくらで売れそうか」ではなく、手数料などを引いた後に残る金額と、一括返済額を比較します。

説明用の例:売却額が残債を上回る場合

落札額120万円 − 手数料・会場実費等10万円 − ローン残債70万円 = お客様への受取額40万円

金額は仕組みを説明する例であり、実際の落札額や費用を保証するものではありません。
説明用の例:残債が売却額を上回る場合

落札額100万円 − 手数料・会場実費等10万円 − ローン残債120万円 = 30万円不足

不足分の入金、借換え等が可能かはローン会社・代行会社との事前確認が必要です。

後者は一般にオーバーローンと呼ばれます。不足分を自己資金で用意できない場合、売却だけでは完済できません。新たな借入れを安易に前提とせず、返済条件と総負担を確認して判断しましょう。

所有権解除から売却までの流れ

  1. 残債照会:ローン会社へ連絡し、一括返済額と有効期限を確認する。
  2. 売却見込額の確認:査定額または保証価格、諸費用、差引後の概算を確認する。
  3. 精算方法の決定:残債と所有権の状況を確認し、返済・書類取得・売却の順序を売却先と個別に相談する。
  4. 完済:指定口座へ残債を支払い、完済確認を受ける。
  5. 所有権解除書類の取得:譲渡証明書、委任状、印鑑証明書などを受け取る。
  6. 出品・売却:必要書類が整った後、出品または買取の手続きを進める。
  7. 精算・名義変更:費用と残債を差し引いて精算し、名義変更完了を確認する。

相談時に用意したい情報・書類

必要書類は所有者、住所・氏名の変更履歴、普通車か軽自動車かなどによって変わります。取得前に担当者へ確認すれば、書類の取り直しを避けやすくなります。

ファンカーズへのご相談

ローンが残っているお車も、まずはご相談ください。残債・所有権の状況を確認し、対応方法を個別にご案内します。

個別対応に必要な費用・支払条件は、ご請求により書面または電子メールで遅滞なくご案内し、契約のお申込み前にご確認いただきます。ご相談だけで費用は発生しません。必要書類と出品までの日程も、確認後にご案内します。

失敗を防ぐための注意点

ローン中の車は、残債精算と名義変更がつながっています。売却価格だけを先に決めず、完済、書類取得、出品、入金の順序を一つの工程として確認することが安全です。

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