メルセデスベンツ、新型電動グランドリムジン『VLE』で欧州受注開始
メルセデスベンツは、新型電動グランドリムジン『VLE』の受注を欧州で開始した。


市場投入時には、2つの仕様が用意される。「VLE 300 electric」は、リアアクスルステアリングやイージーパックテールゲート(リアウィンドウ独立開閉機能付き)などを含む「アドバンスド プラス パッケージ」搭載モデルと、ヘッドアップディスプレイ・MBUXスーパースクリーン・デジタルライトなどを含む「プレミアム プラスパッケージ」搭載モデル。いずれもエアマティックエアサスペンションと、パノラミックルーフ「スカイビュー」を標準装備。ドイツ本国での価格は、5人乗りが8万2260ユーロで、6人乗りが8万2712ユーロからとなっている。
車体サイズは、全長5309mm×全幅1999mm×全高1951mm(標準ボディ)。フロントホイールドライブを採用し、使用可能容量115kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。発売時のモデルは、出力203kWを発揮。標準装備+アドバンスド プラスパッケージ仕様の「VLE 300 electric」は、WLTPベースで最大713kmの航続距離を実現。また、最新の800V電気アーキテクチャにより、わずか15分で最大355km分(WLTP)の充電が可能。最大300kWの出力に対応した800V急速充電ステーションでのDC充電に対応するほか、オプションのDCコンバーターを使用することで400V急速充電インフラも利用できる。

『VLE』では、新採用の「ロール&ゴー」コンセプトにより、手動操作でのシート移動や折りたたみ、取り外しが容易に行える。取り外したシートは、内蔵の4輪を使ってガレージに転がして収納できる。さらに、このセグメントで唯一の機能として、リモートでシート配置を変更できる「リモート バリアブル リアスペース」を搭載。MB.OSを通じ、インフォテインメントシステム、サイドウォールパネルのシートコントロールボタン、メルセデスベンツアプリから電動リアシートを操作できる。設定できるモードは、全シートを最前方に移動して荷室スペースを最大化する「バゲッジ」、全シートを最後方に移動して前列リアシートの足元スペースを最大化する「エグゼクティブ」、荷室と両列の足元スペースをバランスよく確保する「ピープル&バゲッジ」、全シートを標準位置に戻す「スタンダード」、この4種類設定している。







