キャデラック、高性能BEV『リリックV』日本導入・・1890万円
ゼネラルモーターズジャパンは、3月25日にキャデラック初となるBEV(バッテリー電気自動車)『リリック』の高性能モデル『リリック V』の販売を開始。予約注文による期間限定の受注生産方式で、オーダー受付期間は、2026年3月25日~6月21日まで。価格は、1890万円。デリバリー開始は、2027年初頭を予定している。


『リリック』は、独自のモジュラーシステムで構成された新しいBEV専用プラットフォームを採用。前後それぞれの車軸にモーターを搭載したデュアルモーター仕様のeAWDシステムを備え、容量95.7 kWhのバッテリーを採用。4種類のドライブモードを用意。前後2モーターからのシステムトータル最高出力は、384kW(約522PS)、最大トルクは、610Nmを発揮する。一方、今回の『リリック V』は、ベースモデルと同じくデュアルモーターAWD(バッテリー容量も同じ)としつつ、475kW(646PS)の最高出力と、904Nmの最大トルクを実現し、専用ドライブモードの使用によって、キャデラック史上最速の0-96km/h加速3.3秒という異次元のパフォーマンスを実現。航続可能距離は、471km(国土交通省届出予定値または社内測定値、航続距離は、WLTPテストサイクルで、IDIADAにて実施した社内測定値)とアナウンスされている。ボディサイズは、全長5005㎜×全幅1985㎜×全高1640㎜、ホイールベース3085mm。車両重量は、2680kg。

ドライブモードは、「ツアー」「スポーツ」「スノー/アイス」に加え、アクセルレスポンスやブレーキフィール、サスペンションとステアリング、サウンドエンハンスメントなどを好みに応じて各種設定を記録できる「マイモード」、『リリック V』専用の「Vモード」を設定。「Vモード」は、「マイモード」と同様にカスタマイズが可能で、「Vモード」ボタンを2度押せば通常走行時の車両姿勢電子制御が低減される「コンペティティブ」モードとなり、一時的に駆動出力をオーバーライドし、アクセルを踏み込んだ瞬間から圧倒的なトルクを解き放ち、サーキットでのプロフェッショナルなドライビングを可能とした。さらに、長押しすればローンチコントロールが利用可能な「ヴェロシティマックス」モードへ移行し、レーシング由来の圧倒的なパワーと加速を体感できる。なお、「コンペティティブ」「ヴェロシティマックス」モードは、クローズドコースのみでの使用に限定されている。

エクステリアでは、ローダウン化されたフォルムに22インチの大径ホイールを備え、独自のフロントフェイシアやサイドロッカーデザインがスポーティと洗練を融合させ、キャデラックならではのラグジュアリーデザインを具現化。ダークカラーに仕上げられた専用のリバースリムVシリーズスタイルホイール、ブラックルーフが標準装備となり、ボディカラーは、「ラディアントレッドティントコート」「エメラルドレイクメタリック」を含む全5色のラインアップ。


インテリアでは、対角33インチを誇る大型LEDディスプレイを採用するとともに、ステアリングホイール中央の“V”バッヂ、ステアリングアームに赤く輝くVモードボタン、レーザーアブレーション加工が施されたステアリング下部の装飾やアルミニウム製のパドルなどが与えられた。さらに、“V”ロゴが刻まれたパーフォレーテッドナッパレザーシートのフロントシートのヘッドレスト内部には、スピーカーを装備。ノイズレスなインテリア空間と23個にも及ぶスピーカーから構成されるAKGスタジオオーディオシステムは、Dolby Atmosによる3D音響を実現。また、EVSE(Electric Vehicle Sound Enhancement)が走行状況に応じたサウンドを生成し、AKG製車載オーディオを介して再生する。そのサウンドとシンクロした音を車外向けの2基の専用スピーカー(45W)からVES(Vehicle Exterior Sound)として発信するギミックも備える。加えて「Googleビルトイン」の搭載により、車両が常にインターネット回線と接続され、必要なデータ通信は新車から8年間無償で利用できる。「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Googleプレイストア」を通じた様々な機能にアクセスでき、音声によるエアコンの温度調整、ナビゲーション操作、音楽再生、メッセージ送信、通話などが行なえる。また、アプリをダウンロードすることで駐車中の映画視聴やWeb閲覧が楽しめるほか、「myCadillacアプリ」を使用することで、現在の車両状態をスマートフォンから確認することができる。





