レクサス、新型『IS』世界初公開・・2026年初頭から各地域で発売

レクサスは、9月9日にコンパクトFRスポーツセダン『IS』の新型モデルを世界初公開した。
今回の新型では、「IS300h」「IS350」の2種類を設定。日本では、「IS300h」が導入される予定。また、2026年初頭以降、順次各地域で発売を予定している。

新型のエクステリアは、新たなフロントフェイスによって力強く精悍なスタイリングをさらに際立たせたデザインへと刷新。ブレーキダクトを取り込み低く構えたスピンドルグリルで、低重心かつワイドなスタンスをさらに強調した新たなフロントフェイスにより、アグレッシブさとスポーティさをより際立たせた。また、アルミホイールの意匠も刷新され、「IS350/IS300h」“version L”の19インチアルミホイールは、従来のシャインシルバーメタリックからダーククリア塗装+切削光輝へと変更。グロスブラックをベースに切削光輝処理を施し、スモーククリアを塗布することで、より引き締まった足下を演出。「IS350/IS300h」の18インチアルミホイールは、従来のシルバーメタリックからダークプレミアムメタリックへと塗装色を変更。奥行感とスポークの立体感により、タイト&スポーティなイメージを強調。ボディカラーは、硬質なライトグレーにメタリックを加えることで、駆け抜けるような走りの世界観を表現した「ニュートリノグレー」を新たに加えた計8色を設定。
なお、“F SPORT”では、床下から車両背面へ巻き上がる空気の流れを増加させることでリアの揚力を低減し、優れた空力操安性能を実現した新形状のリアスポイラーを採用。足まわりには、細軸スポークのタイトなデザインにグロスブラックメタリックを施し、軽快な走りを予感させる新意匠の19インチ軽量アルミホイールを設定。加えて、LEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーをメーカーオプションに採用している。

インテリアは、コンパクトFRスポーツセダンのコクピットとして最も重要である機能性を考慮し、運転に集中できる環境を目指したデザインと最新マルチメディアシステムを採用。センターのタッチパネルディスプレイは、全車12.3インチに大型化するとともに、搭載位置と角度を工夫することで、センターディスプレイの高さがドライバーの視界を妨げず走行中でも操作しやすいコクピットとした。同時に、運転席正面のTFT液晶メーターも12.3インチに大型化し、シンプルでわかりやすいグラフィック表示とすることで、ドライバーが視覚的な情報をダイレクトに受け取れる運転環境を提供。オーディオシステムには、レクサスプレミアムサウンド10スピーカーシステムを全車標準設定するとともに、包み込まれるような心地よさと深い表現力を目指し、スピーカーの最適配置と音質のチューニングにこだわったマークレビンソン7スピーカーシステムをメーカーオプションで設定。

デザインでは、レクサスのブランドシグネチャーマテリアルとして活用してきた竹材を用いて、オーナメントパネル「Forged bamboo」を新規開発し、コンソール上面とスタートスイッチベゼルに採用。また、インストルメントパネル中段部には、運転時の邪魔にならない水平基調のラインイルミネーションを配置し、そこから漏れる間接光で室内空間を演出。照明の色は、美しい自然現象などから着想した計14色のテーマカラーに加えて、好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーを設定。

新型では、電動パワーステアリング(EPS)に低慣性モーターを採用するとともに、従来のラック同軸式からラック平行ギヤ(バリアブルギヤ)に変更することで、交差点や連続コーナーでの操舵角を抑え、より快適な操舵フィールを徹底的に追求。また、AVS(Adaptive Variable Suspension system)は、従来のステップ式アクチュエーターからスムーズな減衰力制御と、素早い応答性を備えた新規開発の内蔵式リニアソレノイドアクチュエーターの採用により減衰力応答性が約4倍向上。応答性のよい可変減衰力により、フラットなばね上の挙動と路面入力によるショックの低減を両立し、さらなる気持ちのいいドライビングを実現。

予防安全技術『Lexus Safety System+』は、様々な機能の拡充や向上が図られ、「レーダークルーズコントロール[ACC]」、「ロードサインアシスト[RSA]、「発進遅れ告知機能[TMN]」のなどで支援機能拡大が図られた。また、運転の状況に応じたリスクの先読みを行なうことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、ドライバーの安心につなげる「プロアクティブドライビングアシスト[PDA]」を採用。「プリクラッシュセーフティ[PCS]」の対象範囲も変更され、従来の歩行者[昼夜]、自転車運転者[昼]に加え、自転車運転者[夜]、自動二輪車[昼]まで拡大。支援機能も、交差点衝突回避支援の範囲を従来の右左折に加え、出会い頭の車両まで拡大したほか、アクティブ操舵機能付きの緊急時操舵支援「フロントクロストラフィックアラート[FCTA]」、ドライバーモニター連携などの機能を追加。加えて、一部の高速道路や自動車専用道路の本線上の走行を支援する高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Drive(高速渋滞時ハンズオフ機能)」を搭載。自動車専用道路での運転で、渋滞時(0km/h~約40km/h)「レーダークルーズコントロール」および「レーントレーシングアシスト」の作動中に、ドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労が軽減され、より周囲に注意を払った安全運転が可能となり、長距離移動などにおける運転をサポートし、移動時間を快適にするとしている。