アウディジャパンは、プレミアムミッドサイズセグメント『A5』にハイパフォーマンスPHEV(プラグインハイブリッド)モデルとなる『RS 5』と、ステーションワゴンタイプ『RS 5アバント』の受注を9月29日に開始した。発売は、10月20日となっている。
新型『RS 5』『RS 5アバント』は、これまで「RSモデル」が培ってきたハイパフォーマンスに高性能で、高機能な電動化テクノロジーを融合させたアウディスポーツ史上初のPHEVモデル。価格は、「RS 5」が1550万円、「RS 5アバント」が1575万円。

外観は、「Audi Ur-quattro(初代quattro)」の血統を感じさせるダイナミックなデザインが特徴。ベースモデルの『A5』から前後ともに左右各45mmずつ拡幅したワイドボディと、ダークハウジングのマトリクスLEDヘッドライトにより、ひと目で「RSモデル」と分かる存在感を実現。新型『RS 5』のボディサイズは、全長4895㎜×全幅1950㎜×全高1445㎜、ホイールベース2905mm。新型『RS 5アバント』のボディサイズは、全長4895㎜×全幅1950㎜×全高1465、ホイールベース2905mm。



フロントは、立体的なハニカム構造のシングルフレームグリルを中心にダークトーンのマスクがエアカーテンと一体的につながることで、デザインと空力性能を両立。また、フロントフェンダー後方には、高い空力性能と精悍な外観を両立するエアベントが設けられている。サイドビューは、大きく張り出したブリスターフェンダーが力強さを強調させた。リアセクションは、空力を考慮した垂直フィン付きディフューザーを備える。その中央には、モータースポーツモデルを想起させる縦型の赤色リフレクターを配置。左右に振り分けられたダーククロームのオーバルテールパイプは、ドライビングモードに応じてサウンドが変化させるほか、レーシングモデル「Sport quattro S1」や「S1 e-tron quattro Hoonitron」のデザイン要素を取り入れて、アウディのモータースポーツヘリテージと機能美を凝縮した迫力のあるスタイルに仕上げている。





内装は、スポーツ走行を前提とした機能性と、日常での快適性を両立。標準仕様として、レザーフリー素材を採用しており、布や再生ポリエステルから製造されたカスケードクロスやマイクロファイバーのダイナミカをシートだけでなく、インストルメントパネルやアームレスト、ドアトリムなどにも広範囲に使用。また、内装の各部には、ダークメタリックバナジウム仕上げの装飾が施され、シフトパドルやエアベント、ドアハンドルなどに統一感を付与。ハニカムキルティングを施したSスポーツシートは、強い横方向サポートを確保しながらも電動調整機能やマッサージ機能が備わり、長距離移動時の快適性に寄与。オプションの「RSデザインパッケージ(レッド、レッドプラス、グレー、サーペンタイングリーン)」では、コントラストステッチによる視覚的なアクセントが加えられたファインナッパレザー仕様のSスポーツシートも選択可能で、ヘッドレストスピーカーとシートベンチレーション・マッサージ機能を備える。いずれの仕様でもブラックのヘッドライニングが採用され、室内の統一感が向上。さらに、デコラティブインレイは、カーボンやアルミニウムなど複数の素材をオプション設定したことにより、仕様に応じた質感の違いを演出するなど、RS専用のテクスチャーを採用したラップアラウンドインテリアエレメントを施した従来の「RSモデル」以上にパーソナライズが可能になっている。





MMIパノラマディスプレイは、11.9インチスクリーンのバーチャルコックピットプラスにRS専用デザインが施され、回転数や車速に加えてシフトライトを表示するほか、Gフォース、ラップタイムなどの走行データにもアクセス可能。これらの情報は、フロントウィンドウ上のヘッドアップディスプレイに投影され、シフトタイミングの把握にも貢献する。RSステアリングホイールは、フラットトップ&フラットボトム形状のダイナミカ仕立てで、12時位置のマーカーやロワースポークのレッドアクセントにより、視覚的にも操舵ポジションが把握しやすいデザインを採用。また、ステアリングには、RSサテライトコントロールが組み込まれ、ドライブモードの切り替えやブースト機能の操作を手元で行なえる。また、オプションの「RSデザインパッケージ(レッド/グレー)」を選択することで、パンチング加工を施したナッパレザーの選択も可能になっている。




改良したV型6気筒2.9リッターツインターボTFSIエンジンは、可変ジオメトリータービンを採用し、最高出力375kW(510PS)、最大トルク600Nmを発生。トランスミッション手前に搭載される最高出力130kW(177PS)、最大トルク460Nmの高出力モーターを組み合わせることで、システム最高出力470kW(639PS)、最大トルク825Nmを発生。0-100km/h加速は、3.6秒で、最高速度は、オプション装着時で285km/hを達成する(標準で270km/hのリミッターを装備)。また、25.9kWh(ネット値22kWh)のリチウムイオンバッテリーを搭載し、EVモードでの最高速度は、140km/h、EV走行換算距離は、『RS 5』が85km、『RS 5アバント』が83km。充電は、普通充電のみに対応し、、標準で3kWの充電ケーブルを付属。別売りの「e-tron Charging Kit Plus(8kW充電器)」を接続すれば最大8kWでの充電が可能となる。


「quattro四輪駆動システム」は、新開発のプリロード付きセンターディファレンシャルをアウディスポーツで初採用。ディファレンシャルに駆動トルクがかかっていない状況でも、前後アクスルの結合状態を保持することでトラクション性能を維持できる。さらに、リアには、市販モデルで世界初となる「エレクトロメカニカルトルクベクタリング」を採用。新開発の「ダイナミックトルクコントロールquattro」を搭載し、アクセルのオン・オフに関係なく後輪左右のトルク差を最大2000Nmまで瞬時に生み出すことで、走行中のあらゆるシチュエーションでヨーモーメントを制御し、コーナリングパフォーマンスを高めてくれる。「エレクトロメカニカルトルクベクタリング」を構成する400V水冷式永久磁石電動モーターは、出力8kW、40Nmの高電圧アクチュエーターとして、15msecで反応し、アクセルオフの状態でも自らトルクを生成。左右輪の間で駆動力をダイレクトに転送・最適化することで、車速を保ったまま旋回性能と安定性を両立。新開発の「エレクトロメカニカルトルクベクタリング」は、ステアリング角、アクセル開度、ブレーキ圧などのドライバーの操作に加え、縦および横方向のG、ヨーレート、スリップ角、速度、路面の推定摩擦係数といった車両の状態を継続的に統合解析し、能動的に予測する制御に進化している。この制御を実現するのは、「ドライビングダイナミクスコントローラー(HCP1)」で、与えられた走行状況に対するターゲットディファレンシャルトルクを、周波数200Hz、5msecごとに算出。そして「エレクトロメカニカルトルクベクタリング」は、この高頻度で更新される制御値を基にドライバーの意図と挙動の予兆を先読みして、極めてダイナミックかつ精密なトルク配分を実現し、車輪が滑り出す前に介入する能動的な制御を可能にした。サスペンションは、ツインバルブ式ショックアブソーバーを備えた「RSスポーツサスペンション」を標準装備。縮み側だけでなく伸び側の減衰力を電子制御で瞬時にコントロールすることで、ピッチとロールを抑制するほか、アウディのこのセグメントのモデルとしては初めて、リアにもセラミックディスクブレーキをオプション設定している。
家田 浩二
株式会社ファンカーズ 代表取締役
「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。
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