中古車を分割払いで購入したいけれど、「どんな方法があるのか」「審査に落ちたら車を諦めるしかないのか」と不安に感じていませんか。
中古車の分割払いには銀行ローン・ディーラーローン・自社ローン・クレジットカード払いの4つの方法があります。
審査に不安がある場合は、販売店が独自の基準で現在の収入状況などを確認する自社ローンが選択肢のひとつです。ただし、契約できるかどうかは審査結果によって異なります。
この記事では、分割払いの4つの方法の違いから、審査で見られるポイント、価格帯別の支払いシミュレーション、契約社員の方や保証人なしでも相談できる自社ローンについてお伝えします。
自分の年収・雇用形態・希望する車両価格を整理し、自分に合う選択肢を検討する際の参考にしてください。

中古車を分割払いで購入する主な4つの方法

中古車の分割払いには4つの方法があり、審査する会社や金利、通りやすさが異なります。
現金一括での購入とは異なり、まとまった資金がなくても月々の支払いで車を手に入れられる点が特徴です。
資金力や信用情報の状況によって適した方法が変わるため、まずは全体像を比較して把握しておきましょう。
| 分割払いの種類 | 審査を行う会社 | 金利の目安 | 車の所有権 |
| 銀行ローン | 銀行・信用金庫・労金など | 1%〜5%程度 | 購入者本人 |
| ディーラーローン | 提携信販会社 | 4%〜8%程度 | ローン会社等 |
| クレジットカード | カード会社 | 手数料高め | 購入者本人 |
| 自社ローン | 中古車販売店 | 0%(分割手数料・諸費用がかかる場合あり) | 販売店 |
ここからは、それぞれの分割払いについて詳しく見ていきましょう。
銀行ローン
中古車の分割払いのなかで利息負担や総支払額を最も安く抑えたい場合は、銀行ローン(銀行マイカーローン)の利用がよいでしょう。
他の分割払いと比較しても、金利が低い傾向にあるためです。実際の金利は金融機関によって異なりますが、目安は年1%〜5%程度で、4種類のなかで比較的低い水準になっています。
銀行ローンでは、申込者の収入や勤続年数、信用情報などをもとに審査が行われます。勤続年数が長く、過去の信用情報にも問題がない方に向いているでしょう。
ディーラーローン
面倒な手続きをできる限り省き、購入から納車までを短い期間で進めたい場合は、ディーラーローンが適しています。
販売店が信販会社と提携し、手続きを一本化しているためです。金利の目安は年4%〜8%程度と、銀行ローンに比べて高めの傾向があります。
また、ローンを完済するまでは車の所有権がローン会社や販売店に留保されるため、途中で車を乗り換えたい場合は残債の精算や所有権解除などの手続きが必要になることがあります。
銀行ローンより金利が高くても、手間をかけずに早く車を手に入れたい方におすすめです。
クレジットカード払い
少額の中古車を購入する場合や、すでに手元にあるカードで手軽に決済したい場合は、クレジットカード払いがよいでしょう。
ローン契約のように新しく審査を受ける必要がなく、利用可能枠の範囲内であればカードで支払えるためです。
ただし、販売店によっては車体購入時のカード決済に対応していなかったり、支払える金額に上限が設けられていたりします。
また分割払いやリボ払いを選んだ場合は手数料率が高めに設定されている場合があり、支払回数が増えるほど総支払額も大きくなりやすいため、長期の返済には不向きです。
自社ローン
過去の延滞歴や契約社員などの雇用形態が原因で、通常のローン審査に通るか不安を感じている場合は、自社ローンを検討するとよいでしょう。
自社ローンは、信販会社を通さずに中古車販売店が独自に審査を行い、お客様と店舗の間で直接分割払い契約を結ぶ仕組みです。過去の信用情報よりも、現在の収入や返済能力を重視して審査します。
実質的な金利は0%ですが、分割手数料や諸費用がかかるため、総支払額を事前に確認することが大切です。
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中古車ローンの審査で見られる4つのポイント

車ローンの審査では、主に以下の4つのポイントが見られます。貸し手はリスクを負って融資するため、申込者に返済能力があるかを確認します。
- 安定した収入があるか
- 他の借入状況や信用情報
- 頭金の有無や借入希望額とのバランス
- 勤続年数の長さ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
安定した収入があるか
自動車ローンの審査では、安定的かつ継続的な収入があるかが重要なポイントになります。
ローン会社や金融機関は「一時的に高額な収入があること」よりも、「毎月、長期にわたって確実に返済を続けられるか」という収入の安定性を重視するためです。
審査時には源泉徴収票や確定申告書、給与明細といった、現在の収入を正確に証明できる書類の提出を求められます。
学生の場合はアルバイトなどで継続的な収入があれば申し込める場合があります。ただし、年齢や収入状況によっては保護者の同意や保証人を求められることもあるため、事前に確認しておきましょう。
他の借入状況や信用情報
ローン審査では、他社からの借入状況や信用情報も確認されます。他社での借入総額や毎月の返済負担が多いと、ローン会社から「新たに車のローンを組んでも、毎月支払う余力がない」と判断されてしまうためです。
他社からの借入には住宅ローンだけでなく、カードローン、キャッシングの残高、さらにはスマートフォンの本体分割払いなども含まれる点を押さえておきましょう。
一度に複数のローンを同時に申し込むと申込情報が信用情報に記録されます。申込情報は信用情報機関で約6ヶ月間保有されるため、必要以上に複数社へ申し込むのは避けた方がよいでしょう。
参考:CIC「信用情報の保有期間」/JICC「信用情報の登録内容と登録期間」
頭金の有無や借入希望額とのバランス
ローン審査では、頭金の有無や、借入希望額が年収に見合っているかも確認されます。頭金を用意すると借入額を抑えられ、毎月の返済負担も軽減できるためです。
一般的なローン審査では、年間の総返済額が年収に占める割合を示す「返済負担率」は、25%〜35%程度が上限の目安とされています。ただし、基準は金融機関やローン商品によって異なるため、既存の借入も含めた返済負担を確認することが大切です。
無理のない範囲で頭金を準備し、借入総額を抑えるとよいでしょう。
勤続年数の長さも判断材料になる
同じ勤務先に長く在籍していることも、審査で確認される判断材料の1つです。在籍期間が長い人ほど、収入が安定しており、「今後も急に収入が途絶えたり、仕事を辞めたりして返済が滞るリスクが低い」と判断できるためです。
マイカーローンでは、勤続年数1年以上が目安とされることがあります。ただし、具体的な条件は金融機関によって異なるので、条件を確認しておきましょう
もし転職直後で勤続年数に不安がある場合は、現在の収入状況を重視する自社ローンも選択肢になります。
中古車の分割払いを回数や金利別にシミュレーション

中古車の分割払いでは、借入額・金利・返済回数によって、月々の返済額と総支払額が変わります。
ここでは、借入額100万円・200万円の場合を例に、金利と返済回数を変えたシミュレーションを次の表にまとめました。
【100万円を借り入れた場合】
| 金利 | 返済回数 | 月々の返済額 | 総支払額 |
| 2.5% | 36回 | 約28,900円 | 約103万9,000円 |
| 2.5% | 60回 | 約17,700円 | 約106万5,000円 |
| 6.0% | 36回 | 約30,400円 | 約109万5,000円 |
| 6.0% | 60回 | 約19,300円 | 約116万円 |
【200万円を借り入れた場合】
| 金利 | 返済回数 | 月々の返済額 | 総支払額 |
| 2.5% | 36回 | 約57,700円 | 約207万8,000円 |
| 2.5% | 60回 | 約35,500円 | 約213万円 |
| 6.0% | 36回 | 約60,800円 | 約219万円 |
| 6.0% | 60回 | 約38,700円 | 約232万円 |
同じ借入額でも、返済回数を増やすと月々の返済額は抑えられる一方、総支払額は大きくなります。また、金利が高いほど月々の返済額と総支払額のどちらも増えるため、返済回数だけでなく金利もあわせて確認することが大切です。
一般的なローンの審査に不安がある場合は自社ローンも選択肢になる
契約社員という雇用形態や、過去の延滞、保証人を用意できないことに不安があっても、自社ローンなら相談できる可能性があります。自社ローンは、過去の信用情報よりも、現在の収入状況や返済能力を重視して審査するためです。
ここからは、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。
契約社員やアルバイトなど雇用形態にかかわらず相談できる
契約社員、派遣社員、パート、アルバイトといった非正規雇用の形態であっても、自社ローンに申し込める場合があります。
自社ローンは「正社員かどうか」だけでなく、「現在、毎月一定の金額を継続して支払える安定した収入があるか」という点も重視するためです。
実際に自社ローンを行うファンカーズでは、パート・アルバイト・派遣社員の方はもちろん、主婦(夫)や年金受給中の方、転職直後で勤続年数が短い方への納車実績が多数あります。
なお、学生の方が中古車の分割払いを利用することも可能です。ただし、年齢や収入状況に加え、保護者の同意や保証人が必要になる場合があり、利用条件はローン会社や販売店によって異なるため事前に確認しましょう。
過去に審査落ちや支払い遅延があっても相談できる
過去にクレジットカードの支払いを延滞した経験や、自己破産、任意整理などの金融事故歴がある方でも、自社ローンなら相談できる場合があります。
自社ローンは、過去の信用情報よりも、現在の収入状況や返済能力を重視して審査するためです。
例えば、ファンカーズでは、過去の金融事故歴や職業形態ではなく、現在の状況をもとに審査する「みんなのマイカー応援プラン」を用意しています。
過去の遅延や審査落ちの経験から諦めてしまう前に、今の収入とこれからの意思を評価してもらえる自社ローンに相談してみましょう。
保証人がいなくても相談できる場合がある
家族や親族に保証人を頼める相手がいない状況であっても、自社ローンの利用を諦める必要はありません。
自社ローン専門店では、お客様個人の現在の返済能力や、選ぶ車両の価格帯に応じて、保証人を立てずに契約できる場合があります。ただし、保証人の要否は販売店や審査内容によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
ファンカーズでは現在の収入状況や希望する車両価格などを確認しながら、一人ひとりの生活に合わせた無理のない個別プランを直接相談しながら提案しています。
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中古車の分割払いを利用できる車両・購入方法
分割払いは、軽自動車を含むさまざまな車種で利用できます。一方で、購入方法によっては利用できるローンや支払い方法が限られる場合があります。
ローンは基本的に、販売店との売買契約を前提にした仕組みだからです。特に個人間売買では利用条件が異なるため、車種だけでなく購入方法もあわせて確認しておきましょう。
一般的な乗用車や軽自動車も対象になる
排気量やボディタイプによる制限はなく、一般的な乗用車や人気の軽自動車もローンの対象になります。
セダンやSUV、ファミリー向けのミニバンも、分割払いで購入可能です。
ただし、すべての車両が対象になるわけではありません。ローン商品によって対象車両の条件は異なり、特殊車両や事業用車両などが対象外となる場合があります。
ファンカーズでは、メーカーやボディタイプ、月々の支払い額などの条件から販売車を検索できます。希望する条件に合う車両を探してみましょう。
分割払いは中古車販売店経由の購入が基本
中古車で分割払い(各種ローン)を利用するためには、個人間の売買ではなく、中古車販売店を経由した購入を条件としている商品が多くあります。
各種自動車ローンは、販売店と交わした正式な売買契約(注文書や見積書)を前提に融資が実行されます。また、自社ローンも購入する販売店と直接分割払いの契約を結ぶ仕組みです。
メルカリやジモティーなど個人売買で購入した車は、分割払いの対象になりにくい点も押さえておきましょう。
中古車の分割払いに不安がある場合は自社ローンの仮審査で確認しよう
中古車の分割払いには、銀行ローン・ディーラーローン・自社ローン・クレジットカード払いの4つの方法があり、審査する会社や金利がそれぞれ異なります。
契約社員や過去の延滞、保証人なしといった不安があっても、自社ローンであれば相談できる可能性があります。過去の信用情報よりも現在の返済能力を重視して審査するためです。
ただし、自社ローンだからといって、誰でも必ず利用できるわけではありません。年収や希望する車両価格とのバランスによっては、条件の見直しを提案されることもあります。
まずは、自分の年収・雇用形態・希望する車両価格を整理しておきましょう。整理しておくことで、自分の条件で利用できるかを仮審査で確認しやすくなります。
ファンカーズのLINE相談・仮審査では、現在の収入状況や希望条件を伝えるだけで、利用できる可能性を確認できます。一人で悩まず、気軽に相談してみましょう。
家田 浩二
株式会社ファンカーズ 代表取締役
「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。
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