外国人の車ローンを組むには?永住権なしの場合や必要書類を解説

2026.09.25

外国人の車ローンを組むには?永住権なしの場合や必要書類を解説

「外国人でも車のローンを組めるのか」「永住権がなくても保証人なしで審査を受けられるのか」と気になっていませんか。

外国人であっても、日本で車のローンを組める可能性はあります。しかし利用できるローンや審査条件は、永住権の有無や在留資格・在留期間、収入状況などによって異なる点に注意しましょう。

この記事では、外国人の車のローン審査で見られやすいポイントや必要書類とあわせて、一般的なローンの審査が不安な場合に検討できる自社ローンについてお伝えします。

自分の在留資格や収入状況、必要書類を整理し、仮審査や相談に進む際の参考にしてください。

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外国人でも日本で車のローンを組める

外国人であっても車のローンを組める可能性はありますが、一律に審査が通るわけではありません。

条件によっては慎重に判断される場合もあります。ここでは、次の2点を確認していきましょう。

  1. 外国人の車ローン審査が難しいといわれる理由
  2. 永住権や保証人なしでも相談できるローンがあること

順番に確認しながら、自分の状況で利用できるローンがあるか見ていきましょう。

外国人の車ローン審査通過が難しいといわれる理由

外国人の車ローンの審査通過が難しいといわれるのは、返済能力だけでなく在留期間や在留資格なども審査されるためです。

外国人だから一律に車のローンの審査に通りにくいわけではありませんが、条件によっては審査が慎重になる場合があります。

ローン会社や金融機関では、在留資格や在留期間・収入・勤続年数・日本国内での住所などを確認したうえで、完済まで返済を続けられるかを判断します。また、外国籍の方について、永住権や在留状況を申込条件として確認する金融機関も少なくありません。

在留期間が短い場合や、申込先で対象外となる在留資格の場合は、審査に影響することがあります。

「外国人だから通らない」のではなく、在留状況や返済能力などを総合的にみて判断されると考えておきましょう。

永住権や保証人なしでも相談できる車のローンもある

永住権がないことや保証人がいないことだけで、すべてのローンを利用できないとは限りません。ただし、実際の可否や契約条件は、在留資格や在留期間、収入状況などによって異なるため、利用できるかどうかはローン会社や販売店ごとに確認しましょう。

なお、金融機関やローン会社によっては永住権がないこと(就労ビザのみであること)を理由に申込対象外としている場合もあるため事前の確認が必須です。

一般的なローンの審査に不安がある場合は、販売店が独自に審査する自社ローンも選択肢のひとつです。永住権がない場合や保証人を用意できない場合は、利用できる条件が限られることもあるので、申込条件を事前に確認しておきましょう。

外国人の車のローン審査で見られやすいポイントと通過のポイント

外国人が日本で車を購入・ローン相談している場面。

外国人の車のローン審査で見られやすいポイントは、主に次の3つです。あわせて、それぞれの項目で意識したいポイントも紹介します。

  1. 日本での在留状況
  2. 安定して返済できる収入があるか
  3. 日本で安定した生活基盤があるか

自分の条件で通る可能性があるかどうかを、順番に確認していきましょう。

日本での在留状況

ローン審査において、在留資格の種類や残りの在留期間は、外国人特有の重要なチェックポイントです。

完済までの間に在留期間が切れてしまう、あるいは在留資格の更新ができない可能性がある状態は、販売店やローン会社にとって返済の途中で帰国し支払いが回収できなくなるリスクに直結します。

在留資格別の一般的な傾向は、次のとおりです。

  1. 永住者:日本での滞在に制限がないため、審査において有利にはたらきやすい
  2. 日本人の配偶者等:在留期間が定められているため、申込条件や残りの在留期間を確認する必要あり
  3. 就労系の在留資格(技術・人文知識・国際業務など):長期滞在が見込まれる場合は、審査で考慮されることがある。ただし、在留期間が残り少ない場合は審査に影響する可能性も
  4. 特定技能・技能実習・留学:在留期間が定められているため、ローンによっては申込条件を満たせない場合がある。申し込む前に、対象となる在留資格や残りの在留期間を要確認

申込条件や審査基準はローン会社によって異なるため、自分の在留資格や残りの在留期間が対象となるか事前に確認しておきましょう。

安定して返済できる収入があるか

車のローンで重視されるのは、現在の安定した収入と、無理なく支払える月々の金額です。 例えば、手取り月収が20万円の場合、家賃や光熱費、食費などを差し引いたうえで、生活を圧迫しない金額が「無理のない支払い可能額」といえるでしょう。

目安としては、手取り月収の10~15%程度が挙げられます。これは、家計を考えるうえでの目安であり、審査基準そのものではありません。

借入可能額や審査の可否を自分で計算して判断するのは避けましょう。現在の収入をきちんと証明し、無理なく支払える範囲で希望する車種を選べば、審査をクリアできる可能性が高まります。

日本で安定した生活基盤があるか

日本国内に住所があることや、雇用形態・勤続年数なども審査で確認されるポイントです。

長期間にわたって安定した生活基盤や仕事があると客観的に示せれば、返済を継続できると判断されやすくなります。連絡が取れなくなったり、返済を続けられないまま帰国してしまったりするリスクが低いと評価されるためです。

正社員はもちろん、技能実習や特定技能などの在留資格の場合も、相談すること自体は可能です。

勤続年数が短いという理由だけで、審査の可否が決まるわけではありませんが、申込可否はローン会社や販売店によって異なります。申し込む前に、現在の住所や勤務先、勤続年数などの情報を整理しておきましょう。

外国人が車のローン審査を受ける際の必要書類

外国人が確認・準備しているイメージ。日本での手続きを想起できる構図

外国人が審査を受ける際は、在留資格を証明する書類を含めた必要書類の準備をしておきましょう。在留カードなど、日本人の審査にはない外国人特有の確認書類があります。

一般的に必要とされる書類は、次のとおりです。

  1. 在留カードまたは特別永住者証明書(有効期限内のもの)
  2. 住民票
  3. 収入証明書(源泉徴収票や給与明細などの収入を確認できる書類)
  4. 運転免許証などの本人確認書類

在留期間の残りが少ない場合は、審査が慎重になる傾向があります。また、就労ビザはローン会社や金融機関によって対象外となることもあるためご注意ください。

必要書類はローン会社や申込条件によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

在留カードや住民票など在留資格確認書類

外国人向けの審査で本人確認や在留資格を確認する際、在留資格や在留期間の満了日などが記載された在留カードや、国籍・在留資格が明記された住民票の提出を求められることがあります。 日本国内での現住所や、現在認められている在留資格(活動範囲)、在留期間の満了日が公的に記録されている点が、最後まで確実に日本で返済を続けられるかを判断する根拠にもなります。

提出を求められることがある主な書類は、次のとおりです。

  1. 在留カード(表裏)
  2. 住民票
  3. パスポート等

日本に合法的に在留していることを証明するため、在留カードなど必要な本人確認書類を用意しておきましょう。
引っ越しをしている場合は、各書類に記載された住所が現在の住所と一致しているかも、事前によく確認しておくと安心です。

収入証明や運転免許証などの書類

「現在の安定した返済能力」を示す収入証明書や、運転免許証などの本人確認書類の提出を求められることがあります。

販売店やローン会社は、購入した車の代金を毎月遅れずに最後まで支払い続けられるかどうかを、申込者の実際の収入から評価します。

主な書類は、源泉徴収票や給与明細、住民税決定通知書などの収入証明書、運転免許証(ない場合は代替の本人確認書類)などです。

一般的なローンの審査が不安な場合は自社ローンも選択肢になる

一般的なマイカーローンの審査に不安がある外国人は、自社ローンという方法も検討できます。自社ローンは銀行や信販会社のローンとは審査の主体や基準が異なり、販売店が独自の基準で支払能力などを確認します。

一般的なローンの審査が難しい場合は、自社ローンも含めて、自分の状況に合う方法を検討してみましょう。ここからは、自社ローンの特徴や注意点、申し込みの流れを紹介します。

外国人に自社ローンがおすすめな理由

自社ローンは販売店独自の基準で審査を行うため、一般的なローンとは確認されるポイントが異なります。現在の収入や支払能力などをもとに審査する販売店もあり、外国人で一般的なローンが難しい場合でも相談できる場合があります。

一般的なローンと自社ローンの主な違いをまとめると、次のようになります。

項目一般的なマイカーローン自社ローン
審査の主体銀行や信販会社など中古車販売店など
審査の特徴信用情報や収入など複数の項目をもとに審査販売店独自の基準で収入や支払能力などを確認
外国人の利用在留資格や在留期間などによって申込条件が異なる販売店によって対象となる在留資格や審査条件が異なる
金利や費用商品ごとに金利が設定される金利ではなく手数料などが設定される場合がある
利用できる車幅広い新車・中古車が対象。
ただし、対象車両や購入先はローン商品によって異なる
原則として販売店が取り扱う車から選ぶ

外国人が自社ローンを利用する前の注意点

自社ローンを利用する前に次の3点は理解しておきましょう。

  1. 金利や手数料の考え方
  2. 保証人を求められる可能性
  3. 審査に関する表現

自社ローンは金利ではなく手数料などの形で費用が設定される場合があり、審査結果によっては保証人を求められることもあります。

また、「絶対に審査に通る」といった表現をそのまま受け取らず、審査である以上、通らない場合もある点に留意しておきましょう。

メリットだけでなく条件面もあわせて把握しておくことで、契約後に「思っていたのと違った」と感じる事態を防ぎやすくなります。

外国人が自社ローンを申し込む手順

自社ローンの申し込みは、事前の整理から納車まで、次のようなステップで進められます。

  1. 事前準備:自分の在留資格や収入、予算を大まかに整理する
  2. オンライン相談:LINEやWebフォームを使って、仮審査を申し込む
  3. 必要書類の準備・本審査:必要な書類を揃えて店舗へ行き、最終契約を結ぶ
  4. 納車:車両の整備が完了したら、車両を受け取る

流れを事前に把握しておくことで、何をいつ準備すればよいかがわかり、不安を減らしやすくなるでしょう。

外国人が自社ローンを選ぶときのポイント

契約内容を伝えている。海外の販売店に見える写真ではなく、日本の中古車販売店らしいもの。

外国人の相談実績がある販売店を選ぶと、自分の条件を確認しながら手続きを進めやすくなります。

外国人が自社ローンを選ぶ際は、主に次の点を確認しましょう。

  1. 自分の在留資格や在留期間で申し込めるか、必要書類は何か、保証人が必要かなどを相談しやすいか
  2. 月々の支払額や総支払額、契約条件についても事前に確認できるか
  3. 日本語に不安がある場合に、手続きや契約内容について相談できるか
  4. LINEやチャット、多言語対応など、相談しやすいサポート体制があるか

自社ローンは、販売店によって申込条件や契約内容、サポート体制が異なります。申し込む前に、自分の条件で利用できるか、無理なく支払える内容かを確認しておきましょう。

なお、ファンカーズでは、英語でのやり取りにも実績があり、Google翻訳を用いて多言語対応可能です。

外国人で車のローン審査が不安なら自社ローンも相談してみよう

外国人でも、在留資格や収入状況などの条件によっては、日本で車のローンを利用できる可能性があります。 一般的なマイカーローンの審査に不安がある場合は、自社ローンも選択肢の一つです。永住権がない場合や保証人を頼める人がいない場合でも、利用できる方法があるか相談してみましょう。

自社ローンは、在留資格や現在の収入、返済に対する意思などを踏まえて総合的に判断されます。ただし、誰でも必ず利用できるわけではなく、申込条件や審査基準は販売店によって異なります。

まずは、自分の在留資格や収入状況、希望する車両価格を整理してみましょう。
整理ができたら、LINEやWebから仮審査や相談に申し込み、利用できる条件を確認してみてください。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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