車の10年ローンを組むのは恥ずかしい?返済期間の選び方と利息を抑えるコツ

2026.08.25

車を購入するとき、「10年ローンを組むのは恥ずかしいのでは?」と気になる方もいるでしょう。

重要なのは、周囲からどう見られるかではなく、自分の収入や生活に無理のない返済計画を立てられるかです。

この記事では、車の10年ローンが「恥ずかしい」と言われる理由やメリット・デメリット、5年・7年・10年の返済額の違い、利息を抑える方法まで解説します。

ぜひ、自分に合った返済期間を考える際の参考にしてください。

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車を10年ローンで買うのは恥ずかしい?

車のローンについて話し合う客と店員

車を10年ローンで購入することは恥ずかしいことではありません。ローンの返済期間は、収入や家族構成、今後のライフプランなどによって適した期間が変わるためです。

ここでは、なぜ10年ローンが恥ずかしいと思われるのか、本当に気にするべきポイントは何なのかを確認しましょう。

車を10年ローンで買うこと自体は恥ずかしいことではない

車を10年ローンで購入することは、決して珍しい選択ではありません。金融機関や信販会社などでは、10年程度の長期返済に対応しているプランもあります。

そもそも、車のローンに、5年が正解・10年は長すぎるといった一律の基準があるわけではありません。例えば、毎月の返済額を抑えて生活費や貯蓄に余裕を持たせたい人なら、長期ローンが家計に合う場合があります。

大切なのは、世間体ではなく、毎月の返済と車の維持費を無理なく負担できるかどうかです。

「恥ずかしい」と言われる理由

10年ローンが恥ずかしいと言われる背景には、長期ローンに対するイメージがあります。

5年程度のローンを一般的な返済期間と想定し、車に10年もローンを払うのは長すぎると感じる人もいます。また、返済期間が長いほど利息の支払期間も長くなるため、結果的に損をするという印象を持たれやすいです。

インターネットやSNSでも、車の10年ローンはやめたほうがいいといった意見が目立つことがあります。しかし、他人の家計と自分の家計は同じではありません。

重要なのは、イメージだけで判断せず、月々の返済額や総支払額、将来の支出まで確認したうえで、自分に合った返済期間を選ぶことです。

車の10年ローンを選ぶメリット

車の10年ローンを選ぶ最大のメリットは、月々の負担を抑えやすいことです。同じ金額を借りる場合でも、返済回数を増やせば1回あたりの支払額を小さくできます。

そのため、手元に資金を残しながら車を購入したい場合や、住宅費・教育費など車以外の支出が大きい場合にも選択肢となります。

ただし、月々の返済額が低いことと、ローンの総支払額が安いことは別のため、注意が必要です。

月々の返済額を抑えやすい

10年ローンは、返済回数を増やすことで月々の返済額を抑えやすくなります。

例えば、200万円を年3%で借り、元利均等返済・ボーナス払いなしで返済する場合、月々の返済額は5年なら約3万5,900円、10年なら約1万9,300円です。

※試算した参考値です。実際の返済額は、利用するローン商品や条件によって異なります。

毎月約1万6,600円の差があるため、10年ローンを選ぶことで現在の生活費や貯蓄に回せる資金を確保しやすくなります。子育て中で教育費がかかる人や、住宅ローンを返済している人など、毎月の固定費を抑えたい場合にはメリットになり得ます。

ただし、返済期間を延ばすほど利息総額は増えるため、月々の支払額だけで判断しないことが大切です。

無理のない返済額に設定できれば延滞を防ぎやすい

毎月無理なく支払える金額に設定することで、ローン返済の延滞を防ぎやすくなります。

返済額が家計を圧迫すると、生活費や急な出費に対応できなくなる可能性があります。反対に、余裕を持った返済額に設定できれば、家計を管理しやすくなるでしょう。

ただし、月々の返済額が低ければ安心というわけではありません。車には自動車税、任意保険、車検、ガソリン、メンテナンスなどの維持費がかかります。

現在の収入だけでなく、将来的な収入減少や支出増加も想定し、ローンと維持費を合わせて無理なく支払いができる金額か確認しましょう。

車の10年ローンを選ぶデメリット

10年ローンには、月々の返済額を抑えられる反面、注意したいデメリットがあります。代表的なのは、利息負担の増加、買い替え時の残債、将来的な借り入れへの影響です。

特に、毎月いくら払うかだけを見て契約すると、想定より総支払額が大きくなる可能性があります。

10年間という長い期間で返済するからこそ、契約時点だけでなく、数年後の家計や車の買い替えまで考えておくことが重要です。

利息が増えて総支払額が高くなりやすい

自動車ローンは、返済期間が長くなるほど、利息を支払う期間も長くなるため、総支払額は高くなりやすいです。

同じ200万円を年3%で借りた場合、5年返済の利息は約15万6,000円ですが、10年返済では約31万7,000円です。毎月の返済額は10年のほうが低い一方、利息は約16万円多くなります。

※試算した参考値です。実際の返済額は、利用するローン商品や条件によって異なります。また、金利が高いローンほど長期返済による負担は大きくなります。実際に、借入額や返済期間が同じでも金利によって総支払額には大きな差が生じます。

契約前には月々の返済額だけでなく、利息総額と総支払額まで確認しましょう。

買い替え時にローンが残る可能性がある

10年ローンでは、車を買い替えるタイミングでローンが残っている可能性があります。

車は時間の経過や走行距離などによって価値が下がっていきます。一方、ローンは契約どおり返済する必要があるため、数年後に車を売却しようとした際、売却額よりローン残高のほうが大きくなる「残債割れ」が起こることがあります。

その場合、売却代金だけではローンを完済できず、不足分を別途支払う必要が生じる可能性があります。

ローン完済前に車を買い替える予定がある場合は、返済期間を慎重に決めましょう。

住宅ローンなど今後の借入に影響する場合がある

車のローンが残っていると、将来的な住宅ローンなどの審査に影響する場合もあります。

金融機関では、申込者の収入だけでなく、既存の借入状況や年間の返済額などを考慮して返済能力を確認することがあります。そのため、10年ローンを返済している期間に住宅ローンなどを申し込むと、既存の返済負担が審査に影響する可能性があります。

ただし、車のローンがあるからといって住宅ローンに通らないとは限りません。

近い将来に住宅購入など大きな借り入れを予定している場合は、車のローンとのバランスを事前に確認しておきましょう。

5年・7年・10年のローンはどれくらい違う?

ローンの返済額を計算する手元

ローンの返済期間を決める際は、月々の返済額だけで判断しないことが大切です。返済期間が長くなるほど月々の負担は軽くなる一方、利息総額は増える傾向があります。

ここでは、借入金額200万円、金利年3.0%、元利均等返済、ボーナス払いなしという条件で、5年・7年・10年を比較します。

毎月の返済額を比較

以下は、上記の条件で計算した参考値です。

返済期間毎月の返済額年間返済額
5年約35,900円約43万円
7年約26,400円約31万円
10年約19,300円約23万円
※実際の返済額は、利用するローン商品や条件によって異なります。

5年ローンは毎月の負担が最も大きいものの、早く完済できます。7年ローンは、5年と10年に比べて、毎月の負担のバランスを取りやすい期間といえるでしょう。

10年ローンなら毎月約2万円まで返済額を抑えられるため、家計への負担を軽減しやすくなります。

ただし、月々の返済額だけを見て返済期間を決めないようにしましょう。

利息・総支払額を比較

同じ条件で計算すると、返済期間ごとの利息と総支払額は次のようになります。

返済期間利息総額総支払額
5年約15.6万円約215.6万円
7年約22.0万円約222.0万円
10年約31.7万円約231.7万円

10年ローンは5年ローンと比べて、毎月の返済額を約1万6,600円抑えられる一方、利息は約16万円増えます。

つまり、月々の負担を軽くする代わりに、最終的な支払額は大きくなる仕組みです。

毎月無理なく払える金額と利息を含めた総支払額の両方を考え、自分に合った期間を選びましょう。

自分は本当に10年ローンを組んで良い?返済期間の選び方

10年ローンが自分に合っているかは、年収だけで決められるものではありません。生活費や家族構成、他の借入、頭金、車両価格などによって、無理なく返済できる金額は変わります。

特に10年ローンは返済期間が長いため、現在の家計だけでなく、数年先の生活まで考えることが重要です。ここでは、契約前に確認したい4つのポイントを紹介します。

月々無理なく支払える返済額を確認する

返済期間は、年収だけでなく、毎月の家計から無理なく支払える金額を基準に考えましょう。

手取り収入から家賃や住宅ローン、食費、光熱費、通信費、保険料などを差し引き、車のローンに充てられる金額を確認します。

さらに、自動車税、任意保険、車検、ガソリン、メンテナンス費用なども必要です。車に関する支出をローンだけで考えると、実際の負担を見誤る可能性があります。

月々の返済額を抑えたいから10年と決めるのではなく、生活費や維持費を含めた家計全体で返済期間を考えましょう。

総支払額に納得できるか確認する

ローンを契約するときは、月々の返済額だけでなく、完済までに支払う総額を確認することが重要です。

同じ借入額・金利で比較すると、一般的に返済期間が長くなるほど月々の負担は下がりますが、利息総額は増えます。

また、ローンを比較する際は金利だけでなく、手数料や保証料などの費用も確認しましょう。

毎月の返済と、総支払額のどちらか一方を基準にして返済期間を決めてしまうと、後々後悔してしまうこともあります。大きな金額だからこそ、納得できる返済期間を選びましょう。

車に乗る予定の年数と返済期間を合わせる

ローンの返済期間は、その車に乗る予定の年数も踏まえて決めましょう。

10年ローンを組んだあと、5年程度で買い替える場合、ローンが残っている可能性があります。売却額よりローン残高が大きければ、買い替え時に不足分を用意しなければならない場合もあります。

数年後に買い替える予定がある人は、買い替え時にローン残高がどの程度残るのか、契約前に確認しておきましょう。

反対に、購入した車に長く乗り続ける予定なら、10年ローンも検討しやすくなります。買い替えの予定も踏まえ、車に乗る期間と返済期間のバランスを考えて決めましょう。

今後の大きな支出を考慮する

現在の収入と支出だけでなく、ローン返済中に発生する大きな支出も考えておきましょう。

結婚、出産、子どもの教育費、住宅購入、引っ越し、転職や独立などを予定している場合、それらに必要な資金も確保する必要があります。

10年ローンで月々の負担を減らすことで、将来に向けた貯蓄を残しやすくなる場合もあります。

一方、長期間にわたって返済が続くため、収入が減少した場合でも支払えるかを考慮しなければなりません。

ローン返済期間を決める際は、月々の返済額・総支払額・車に乗る予定の年数・今後の大きな支出の4点を確認して判断しましょう。

月々の返済額を抑えながら利息も少なくする方法

返済額を計算する手元

毎月の返済額を抑えたい場合、必ずしも10年ローンを選ぶ必要はありません。借入額や金利を見直したり、余裕があるときに繰上返済したりすることで、利息負担を抑えられることがあります。

ここでは、月々の返済額と利息負担を抑えるための方法を紹介します。

金利が低いローンを選ぶ

ローンを比較するときは、返済期間だけでなく金利にも注目しましょう。

ローン種類金利・費用の特徴メリットデメリット
銀行ローン低金利の商品がある利息を抑えやすい審査や手続きに時間がかかる場合がある
ディーラーローン銀行ローンより金利が高い場合がある購入と同時に手続きを進めやすい車の所有権が販売店や信販会社に留保される場合がある
自社ローン基本的に金利はかからない
(手数料などの費用がかかる場合あり)
販売店の独自基準で審査するため、
ローン審査に不安がある人でも相談しやすい
販売店によって条件が異なる

金利が1%違うだけでも、借入額や返済期間によっては総支払額に差が生じます。複数のローンを比較し、金利だけでなく手数料や保証の条件、総支払額まで確認しましょう。

頭金を入れて借入額を減らす

頭金を入れて借入額を減らすと、毎月の返済額だけでなく、利息も抑えやすくなります。

例えば300万円の車を購入するとき、100万円を頭金として支払えば、ローンの借入額は200万円になります。借入額が少なくなれば、同じ金利・返済期間でも支払う利息は小さくなります。

ただし、貯蓄をすべて頭金に使うのは避けたほうがよいでしょう。生活費や急な出費に備える資金を残したうえで、無理のない範囲で頭金を設定することが大切です。

中古車も検討する

購入する車の価格を抑えることも、ローン負担を軽くする方法の一つです。

新車だけでなく中古車を検討すれば、希望する車種を新車より低い価格で購入できる場合があります。高年式の中古車や保証が付いた中古車などを選択肢に入れることで、価格を抑えながら希望に近い車を探しやすくなるでしょう。

車両価格が下がれば借入額も減るため、5年や7年など、より短い返済期間を選べる可能性もあります。

欲しい車だけでなく、無理なく返済できる車という視点も持っておくと、ローンの負担を抑えやすくなるでしょう。

繰上返済を活用する

10年ローンを組んだ場合でも、余裕資金ができたときに繰上返済を利用すれば、将来支払う利息を減らせる可能性があります。

繰上返済には、返済期間を短くする期間短縮型と、毎月の返済額を減らす返済額軽減型などがあります。

一般的には、返済初期に繰上返済するほど、将来発生する利息を減らす効果が期待できます。

ただし、金融機関やローン会社によっては手数料がかかる場合があるため、契約前に確認しましょう。

最初は10年ローンで月々の負担を抑え、ボーナスや臨時収入が入ったタイミングで余裕ができたら繰上返済するという方法も選択肢の一つです。

ローン審査や利息負担が不安なら自社ローンも比較しよう

車の購入方法は、銀行ローンやディーラーローンだけではありません。販売店が独自の基準で審査を行う自社ローンも選択肢の一つです。

自社ローンは、銀行ローンやディーラーローンのように金融機関から借り入れる仕組みではなく、販売店と直接分割払いの契約を結ぶ方法です。一般的なカーローンのような金利は基本的にかかりませんが、販売店によっては手数料や諸費用などが設定される場合があります。

そのため、車両価格や諸費用、支払回数、総支払額などを確認する必要があります。

例えばファンカーズでは、信販会社を通さず、独自の審査基準で自社ローンを提供しています。金利0%を案内しており、基本的に頭金なし・保証人なしで申し込めます。(審査結果や車両によって条件が変わる場合があります。)

また、ファンカーズは、現在の収入状況などを重視する独自審査を行っているため、他社ローンの審査に不安がある人も相談可能です。

10年ローンを組むか迷っている場合は、見積もりや返済シミュレーションを依頼し、自分の家計に合った購入方法を検討するとよいでしょう。

車を10年ローンで購入するかは「恥ずかしいか」ではなく返済計画で判断しよう

車を10年ローンで購入すること自体は、恥ずかしいことではありません。大切なのは、周囲の目ではなく、自分の収入や生活状況に合った返済計画を立てられるかどうかです。

10年ローンなら月々の返済額を抑えやすい点がメリットです。一方、返済期間が長いほど利息が増えやすく、買い替え時の残債や、将来の借り入れにも注意が必要です。

そのため、契約前には、毎月の返済額・総支払額・車に乗る予定の年数・今後の大きな支出を確認しましょう。

さらに、金利や手数料、保証内容、繰上返済の条件などを比較するため、2〜3社程度から見積もりを取ってみましょう。銀行ローンやディーラーローンだけでなく、自社ローンまで含めて比較すれば、自分に合った選択肢を見つけやすくなります。

特に、ローン審査に不安がある人や、頭金を十分に用意できない人は、ファンカーズなどの独自審査を行っている販売店へ相談するのがおすすめです。

「自分に10年ローンが合っているのか分からない」という場合は、見積もりや返済シミュレーションを依頼し、無理なく支払える金額を確認してみましょう。

監修者
家田浩二

家田 浩二

株式会社ファンカーズ 代表取締役

「過去ではなく、現在と未来を見る」という理念のもと、自社ローンを活用した車の購入サポートを展開。金融事故や信用不安を抱える方でも愛車を手にできる環境づくりに取り組み、車を通じた社会的信用の回復を全力でサポートしている。

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