アウディ、高性能SUV『RS Q8』『RS Q8パフォーマンス』改良

アウディは、6月25日にAudi Sport GmbHが手掛ける高性能SUVモデル『RS Q8』と『RS Q8 パフォーマンス』の改良モデルを発表した。

デザインは、フロントバンパーにより際立ったエアインテークやハイグロスブラックのブレード(RS Q8パフォーマンスはマットグレー)を設け、大型フロントグリルは立体的な新デザインのハニカム構造を採用。また、「RS」モデルで初となる楕円形テールパイプ取り入れたほか、リアバンパーセンター部にはディフューザーを配置。『RS Q8』のドアミラー、フロントスポイラーエレメント、ウィンドウとリアディフューザーのトリムは、全てブラックを採用。また、『RS Q8パフォーマンス』は、マットグレーで、その他の装備は、全てハイグロスブラック仕上げ。さらに、『RS Q8パフォーマンス』用追加パッケージを選択すると、全てマットカーボンまたはハイグロスブラック仕上げとなる。ボディカラーは、「サヒールゴールド」「アスカリブルー」「チリレッド」の3つのメタリックオプションを含む、多様な新カラーを用意している。

新型『RS Q8』は、マトリクスLEDヘッドライトを標準装備するが、“Audiレーザーライト”を追加した「HDマトリクスLEDヘッドライト」もオプションで用意。Audiレーザーライトは、通常のハイビームよりもはるかに広範囲を照射できるほか、表示形態を室内のMMI(マルチメディアインターフェイス)から『RS Q8』専用のチェッカーフラッグデザインなど5種類のシグネチャーから点灯パターンを選択できる。また、OLEDテールランプを初採用したほか、アシスタンスシステムと連動した近接表示機能により安全性も高められている。

両モデルともに、22インチの10スポークアルミホイール(タイヤサイズ295/40)を標準となるが、オプションで23インチの6-Yスポークデザインアルミホイール(タイヤサイズ295/35)も選択可能。カラーは、「メタリックブラック」「マットネオジムゴールド」「バーニッシュドシルクマットグレー」「バーニッシュドメタリックブラック」から選択可能。また、フロントに10ピストンブレーキキャリパーシステムを採用する「RSブレーキシステム」は、フロント440mm、リア370mmのベンチレーテッドブレーキディスクを備え、キャリパーはレッドまたはブルーが選べ、「RS」のロゴも入る。『RS Q8』は、オプション、『RS Q8パフォーマンス』は、標準装備となる。さらに、『RS Q8パフォーマンス』専用オプションとして、鍛造および切削加工された23インチアルミホイールを設定。モータースポーツにインスパイアされた5-Yスポークデザインは、最適なブレーキ冷却性能を確保するほか、標準の22インチホイールと比較して、1つあたり約5kgのバネ下重量を減少させ、合計約20kgの軽量化に貢献する。

インテリアは、レッドとグレーがあり、『RS Q8パフォーマンス』は、ブルーのRSデザインパッケージを専用設定。センターコンソールのブレード、フロアマット、ステアリングホイール、シートベルトのエッジには、レッドまたはグレーのコントラストステッチが施される。RSデザインパッケージでは、シートベルト全体の色がオーシャンブルーとなる。ステアリングホイールは、アルカンターラで、セレクターレバーノブとセンターコンソールのブレードの側面は、リサイクルPET繊維を使ったダイナミカマイクロファイバーを採用している。また、ハニカムステッチが施されたパーフォレーテッドスポーツシートにも、コントラストステッチが施される。内装色は、シルバーのライナーエンボス加工が施された「マットブラッシュドアルミニウム」「アルミニウムレースアンスラサイト」「マットカーボンツイル」「グレーオーク」から選べる。『RS Q8パフォーマンス』専用のオプションとして、「ダイアゴナルブラッシュドブラックアルミニウム」も用意される。

パワートレーンは、最高出力441kW(600PS)、最大トルク800Nm/2200~4500rpmを発生するV型8気筒4.0リッター直噴ツインターボエンジンを搭載。『RS Q8』は、0-100km/h加速3.8秒を誇る。一方、『RS Q8パフォーマンス』は、新開発の軽量エキゾーストシステムによって魅力的なサウンドを奏でつつ、最高出力471kW(640PS)、最大トルク850Nmを発生。0-100km/h加速は、3.6秒をマーク。いずれも最高速は、標準で250km/hだが、オプションで280km/hから最大305km/hまで引き上げが可能。また、オプションには、光沢のある黒いテールパイプが特徴の「RSスポーツエキゾーストシステム」もあり、換装するとさらに強烈なサウンドを発生する。駆動系は、標準装備としてフルタイムquattro四輪駆動システムを、8速ティプトロニックと組み合わせて機械式センターディファレンシャルにより、エンジンパワーを前後40:60の比率で分配。スリップした場合は、駆動トルクの70%までを前輪に、85%までを後輪に伝えることも可能としている。

また、「RS」専用にチューニングされた「アダプティブエアサスペンションスポーツ」を標準装備とし、車高を最大90mm調整できる。また、オプションの「電動アクティブロールスタビライゼーション(eAWS)」は、2つに分かれたスタビライザーの間にコンパクトな電動モーターを配置して両軸に接続。直進時は、2つのスタビライザーが分かれ凸凹した道での車体の動きを減少させ、コーナリング時は電動モーターがスタビライザーを互いに逆方向に回転させることで、ボディ横方向の傾きを最小限に抑える。さらに、オプションの「ダイナミックパッケージプラス」を選択すると電動アクティブロールスタビライゼーション、quattroスポーツディファレンシャル、RSセラミックブレーキシステム(RS Q8パフォーマンスは標準装備)が追加装備されるほか、最高速度が305km/hに引き上げられる。